膠原病の検査

膠原病が疑われる場合は、血液検査や尿検査を行います。

血液検査では、肝臓や腎臓の機能などの臓器を評価するものや、膠原病に特徴的な抗核抗体(ANA)を調べます。

抗核抗体とは、細胞の核内に存在するタンパク質に対する自己抗体の総称で、様々なものが知られています。

膠原病は全身の臓器に症状がおよぶため、肺についてはX線、CT、脳についてはCT、MRI、肝臓についてはエコー、CT、腎臓についてはエコー、CT等の検査を行います。

腎臓や皮膚の症状の場合は組織検査(針などで組織を一部取り出して顕微鏡で観察する検査)を行うことがあります。

膠原病の検査

膠原病と関連する自己抗体とその頻度

抗核抗体関連

自己抗体膠原病の種類頻 度
抗2本鎖DNA抗体全身性エリテマトーデス65〜90%
抗RNP抗体混合結合組織病
全身性エリテマトーデス
強皮症
100%
10〜20%
10〜20%
抗Sm抗体全身性エリテマトーデス10〜20%
抗Scl70抗体強皮症15〜25%
抗セントロメア抗体強皮症20〜30%
抗RNPポリメラーゼⅢ抗体商品強皮症名5〜8%
抗SS-A抗体シェーグレン症候群60〜70%
抗SS-B抗体シェーグレン症候群20%

その他

自己抗体膠原病の種類頻 度
抗Jo-1抗体多発性筋炎・皮膚筋炎10〜20%
抗ARS抗体多発性筋炎・皮膚筋炎30〜40%
抗MDA5抗体皮膚筋炎5%
抗Mi-2抗体皮膚筋炎5〜10%
抗TIF-1γ抗体皮膚筋炎10〜20%
MPO-ANCA顕微鏡的多発血管炎60〜80%
PR3-ANCA多発血管炎性肉芽腫症70%
ループスアンチコアグラント抗リン脂質抗体症候群70〜80%
抗カルジオリピンβ2-GPI抗体抗リン脂質抗体症候群70〜80%
page
top
093-921-7943 Google 経路案内